お悩みQ&A

治療方針はがんの種類によって異なります。
「卵巣がん」「子宮体がん」「子宮頸がん」
の治療については、
それぞれのがんのQ&Aをご参照ください。

家族ががんと
診断されたときにできる
サポートを教えてください

ご本人の気持ちや希望を理解、尊重して、安心して治療に臨めるように、ご家族ならではのサポートを考えてみましょう。ご家族の存在そのものがご本人の不安を和らげます。ご家族も一人で抱え込まず、主治医や相談窓口で相談したり、負担軽減のための制度を活用しましょう。

【参考資料】
国立がん研究センターがん情報サービス家族ががんになったとき「家族ががんと診断されたとき」（https://ganjoho.jp/public/support/family/fam/fam02.html、2024年9月確認）

検査や治療の過程で、主治医から説明があります。また、「がん情報サービス」や「がん相談支援センター」を活用して、分からないことや気になること、不安に思うことを、ご本人と一緒になって解決しましょう。科学的根拠にもとづいた正しい情報を得ることが大切です。

ご本人だけではなく、ご家族ならではの辛さがあります。無理に気持ちを抑えたり、一人で抱え込むことはありません。友人や知人、主治医、医療スタッフ、「がん相談支援センター」の相談員に我慢せずに相談しましょう。ご本人を支えるためにも、ご家族自身の心身をいたわることが大切です。

納得して治療や療養に向き合えるように、医療者に希望や疑問を伝えて信頼関係を築いていきましょう。ご本人が混乱してうまく疑問や不安を解消できないこともあるので、ご家族が冷静に立ち会うことでサポートすることができます。

衣類の洗濯や日用品の買い物、留守中にやってほしいことや手配、知人への対応などを相談しておくことで、治療をサポートできます。お見舞いのタイミングをご本人に伝えておくとよいでしょう。ご本人の希望や必要としていることを確認しながら、ご家族にできることを探していきましょう。

【参考資料】
国立がん研究センターがん情報サービス家族ががんになったとき「家族が治療を始めてから」（https://ganjoho.jp/public/support/family/fam/fam03.html、2024年9月確認）

治療の内容や副作用の対策などについて、主治医や医療スタッフの説明を事前によく聞いておきましょう。どのような副作用がいつ頃起きるのか、どのように対処するのか、どのようなときに急いで受診するのかなどを確認しておきましょう。

「がん相談支援センター」や医療機関、自治体の相談窓口を利用することができます。医療費の負担軽減については、高額療養費制度、医療費控除、介護保険、付加給付などの制度があるので相談窓口で相談してみましょう。

ご本人のためと思っても、強く勧めすぎるとご本人の心身の負担となることがあります。まずは、ご本人の気持ちや希望を理解、尊重するように心がけましょう。また、調べた情報が科学的根拠にもとづくかという視点を持ち、治療に向き合うことが大切です。

アストラゼネカの総合がん情報サイト「がんになっても」

病気や治療についての情報や相談窓口、医療費の負担軽減など、
関連する情報を婦人科がん「お役立ち情報」にまとめていますので、ご参照ください。